毎日が夏休み in 熊谷

Yahoo!ブログより移転しました

【秩父古道歩き】 22番 : 童子堂へ向かう

●2日目ルート : 大野原駅 ~ 19番 ~ 20番 ~ 21番 ~ 22番 ~ 16番 ~ 秩父駅

●今回は、21番から徒歩で22番 : 華台山 かたいさん 童子堂 どうじどう 永福寺 えいふくじ に着くまで
 & お寺での記録です。


初日は2番札所が山の上にあったので、結構 (それなりに) キツかったのだけど、
今回のルートは基本的に平坦地♪

アスファルトの道なので木陰という癒し (?) が殆どないのが、ちょっとだけ残念ですが(^^;)
古道が生活道として使われ続け、道幅を拡張して今でも残っていると思うと、
札所を含めた生活圏というか文化圏をナマで感じる気がして、面白いです。

さて、21番:矢之堂 (観音寺) は、
前回の記事でも触れましたが、敷地がこじんまりしてて、
石萌えを期待しながら境内を散策しようにも
石碑類は2ヶ所程度にまとまってるので >隙がない・・・、
ウロウロする余裕をもらえず、20分弱で次の札所に向かうことにしました。

イメージ 1

札所前の道を↑荒川上流方向に進みます。時間は、だいたい11時15分。

すぐに右手前方に↓分岐点が見えてきます。

イメージ 2

こちらは 「明治末まで使われてたルート」 だそうです。
以前は、山道の途中に童子堂があったんだって。 でも今日は・・・パス。

明治末、童子堂は山から下りて平坦な土地に移転しました。
以来、左手に分岐している↓ここから入っていくことになります。

イメージ 3

この地点で、スタートしてから10分弱かな?>ノロノロ歩きです(^^;
こちらは 「明治巡礼古道」 って言うんだそうです。道しるべが2基↑見えます。

住宅街の中を基本、道なりに進みます。

イメージ 4

途中で、広場っぽくなってる三叉路↑とかがあったりするけど、まっすぐ行くのだ。
ここの空き地に↑なってる場所には、ナニかが(建物?)あった気配するわ~ とか、
勝手に妄想を膨らませながら歩きます。

さっきまで歩いてた県道と平行に歩くイメージなので

イメージ 5

T字路は↑左に折れます。

すると右手に久しぶりの↓土の道(古道)の案内板が♪

イメージ 6

県道より 「明治古道」 に入ってから10分経過です。

この日は5月下旬。>記事書いてる今は12月(^^;
快晴+12時手前の時間帯で、気温がグングン上がってる感じ。

イメージ 7

子供の頃の夏休み、おばあちゃんちの田舎道のような風景!
草いきれを感じながらのテクテク♪ >老体に多湿はキツイ・・・

昔(?)は、このまま直線に↑道が通ってて
まっすぐ童子堂に行けたらしいんですけど >pdfの地図には描いてある
現在は右にカーブして県道に合流。
そこから札所に入っていく道筋になってます。


こんな感じで↓輪立の残る道なんて、今では貴重です。

イメージ 8

絶対に軽トラは、
それまで主力だった荷馬車の規格を基準に作ったに違いない!
とか、
歩きながら思うわけですよ。

県道に合流したあと
しばらく歩くと左手に、童子堂の入口が見えてきます。

イメージ 9

大きめのお地蔵さまの膝脇に↑何故かスーパーひとし君人形がありました(^^;

ゆるやかな高低差がありますが、直進すれば左手にある山門前に到着。 
矢之堂から、ここに着くまで約35分。

イメージ 10

茅葺きの仁王門。 重量感があります。

こちらの仁王様たちは 「童子仁王」 と呼ばれてるそうで、
検索をかけると、御姿の画像と共に
「稚拙だが愛嬌がある」 「ユニーク」 「ひょうきん」 などの感想が、ズラリと出てきます。

たしかに 「童子堂」 の名を体現したような仁王様たち。
一体どなたが、どこらへんを意図して作ったものなのか?
絵画的な2次元を立体で表現してみたのではないか?
と、前衛的な解釈をしつつ
もう、私には御足元しかシャッターを切れませんでした・・・。

イメージ 11

私としては 「ほのぼの系 仁王様」 と形容させていただきます。
興味のある方は 「童子堂 仁王」 で検索♪

2014/12/9 追記
仁王像の作者が判明し↓記事にしております。
http://blogs.yahoo.co.jp/sakurasou14/64719330.html
以上。


というわけで、今回はここまで(^^; ごめんなさい。
童子堂は、前後篇とさせていただきます。

未確認の場所があったり、
写真を撮りそこなって (バカバカバカッ) いたりして
今日、秩父に行くつもりでしたが

・・・カメラの充電を忘れてました。>自分で自分が信じられない。

来週中には、続きをUPします。


【参考資料】

秩父市教育委員会の案内版」 各寺境内にある説明文を参考にさせていただいてます。
秩父札所連合会公式サイト」 http://www.chichibufudasho.com/
ちちぶおもてなしマップ 江戸巡礼古道篇」 pdf 出力したもの
『埼玉叢書 第3巻』(1970)国書刊行会/発行