【秩父古道歩き】 19番 : 龍石寺へ向かう
さて、秩父観音ラリー2日目。
前回は1~3番+18番を巡ったので、数列的には4番スタートなんですが、
初日の私の感想は
「太陽が照りつけるなか、20分以上歩き続けるのは、キツイ!(できれば避けたい)」
だったので(^^;)作戦を練ることにしました。
初日の私の感想は
「太陽が照りつけるなか、20分以上歩き続けるのは、キツイ!(できれば避けたい)」
だったので(^^;)作戦を練ることにしました。
気温的には大差ないけど、秩父の方が湿気がキツイかも・・・。との返答。
この際、暑いのは構いません。 35度こえると何かもう、ど~でもいい気がしますしね(^^;)
でも、湿度がキツイのは~・・・
歩く私にとっては、正直、キビシイ条件です。
でも、湿度がキツイのは~・・・
歩く私にとっては、正直、キビシイ条件です。
なので、いろいろ考えた末、
本格的に暑い季節になったら、秩父市街地の平坦かつ札所が密集している地域を
日傘さしながらプラプラ巡ろう!
とし、
季節的に、まだ暑さが凌げる今は、
先に札所間の距離があるルートを巡るべし。 と、作戦変更。
本格的に暑い季節になったら、秩父市街地の平坦かつ札所が密集している地域を
日傘さしながらプラプラ巡ろう!
とし、
季節的に、まだ暑さが凌げる今は、
先に札所間の距離があるルートを巡るべし。 と、作戦変更。
もう、札所の番号には拘らないことにしました。
>ウソです。 長亨番付 (江戸期以前のもの) と照らし合わせてルート確認し、決めてます(^^;)
>ウソです。 長亨番付 (江戸期以前のもの) と照らし合わせてルート確認し、決めてます(^^;)
駅の写真を撮ったあと、くるっと左90度を向くと↓道路が見えます。
前回の帰路でも通ってきた道ですが、
今日は逆のぼる形で左に折れて、巡礼古道の入口まで進んでいきます。
道なりに進んでいくと「斉戸橋」という↓小さな橋。「腰田堀」の銘もついてました。
「腰田堀」は、前回18番の近くを流れていた水路。
道も川も、「繋がってる感」 を実感できるから面白いです(^^)
橋を越えるとすぐに19番の看板が見えてきますが、
こちらはポピュラーな道であって↓巡礼古道ではアリマセン。
こちらはポピュラーな道であって↓巡礼古道ではアリマセン。
ここから↑少し進んだ先の右側に、巡礼古道の入口があるんですが、
大野原駅方面からだと、本来の巡礼の道筋を逆に歩いてることになるので
目立つ看板というか道しるべが、こちらの方向からは見えてこないんですね(^^;)
なので、右手にある路地を気にしながら進みます。
巡礼古道の入口は下り坂になっていて 「坂東坂」 と呼ばれているそうです。
理由は、線路向こうにある廣見寺さん (この地区では一番古い曹洞宗のお寺さん) が
「坂東33観音」 を勧請した 「坂東堂」 があった場所だから(^^)
理由は、線路向こうにある廣見寺さん (この地区では一番古い曹洞宗のお寺さん) が
「坂東33観音」 を勧請した 「坂東堂」 があった場所だから(^^)
その石碑は道の左側、建物跡として残されているザクッとした空き地に↓あります。
道を挟んだ反対側が古道入口。坂東坂↓です。
道しるべはあるけど、目立たないでしょ?>私の大好きなパターンですけどね(^^)
で、
坂東坂を下りて振りかえったところが↓これ
しばらく道なりに進むと、「徒歩ならこっちですよ」 という案内板が↓見えてきます。
指示されるまま、せまい路地↓を進むと、
整備したばかりの広い道路に出て↑道の向こう側に19番の道しるべ。
ここまで来れば、お寺の屋根が左前方にヒョイと見えて、まもなく↓龍石寺です。
ここでいう龍は、雨を降らせ (ときには降らせすぎ) る 「龍神」 であり、
農耕や生活にとって不都合な干ばつや水害は、龍の仕業とされていたことが多く、
秩父の地でも、荒川と中心とする河川の水害は 「悪龍」 と言われるぐらい、
深刻なものだったのでしょう。
農耕や生活にとって不都合な干ばつや水害は、龍の仕業とされていたことが多く、
秩父の地でも、荒川と中心とする河川の水害は 「悪龍」 と言われるぐらい、
深刻なものだったのでしょう。
ということで、
観音さまが 「飛んで」 きたから、 飛渕山 (ひえんざん)。
石(岩ですね)が割れて、龍がでた (雨が降った) から、 龍石寺 (りゅうせきじ)。
観音さまが 「飛んで」 きたから、 飛渕山 (ひえんざん)。
石(岩ですね)が割れて、龍がでた (雨が降った) から、 龍石寺 (りゅうせきじ)。
スペクタクルなネーミングだと、思いました。>空海さんって、こんな感じのエピソード多いよね(^^)
さて、
ここの観音堂は (本当に) 大きな岩盤上に建てられていて、
言われてみれば、たしかに足元はザラザラした岩肌。
鉱物スキーな方なら 「△△岩!」 と、判るのでしょうけど、
私では 「ザラザラしてる石」 以上の形容ができなくて・・・残念(TT)
ここの観音堂は (本当に) 大きな岩盤上に建てられていて、
言われてみれば、たしかに足元はザラザラした岩肌。
鉱物スキーな方なら 「△△岩!」 と、判るのでしょうけど、
私では 「ザラザラしてる石」 以上の形容ができなくて・・・残念(TT)
次の20番へは、参道入り口を↓右に折れて
お寺の敷地に沿ってぐるっと回って、荒川の方に下って行くんですが、
お寺の敷地に沿ってぐるっと回って、荒川の方に下って行くんですが、
その、ぐるっと回ってる途中で、
これぞまさに 「境内の基礎が岩盤!」 ↑という風景を見ることができます。
ピントが甘くなっちゃったけどね(^^;)
地元の人が参道まで回らなくても、階段上って「南無阿弥陀仏」の碑のとこで参拝できるようになってるんですね。
岩を削った階段には、たまらない魅力がありましたが、
膝のことを考え、トライするのは止めました(TT)
膝のことを考え、トライするのは止めました(TT)
大人になったなぁ・・・と、自分で思います。>自画自賛?(^^;)
【参考資料】