毎日が夏休み in 熊谷

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【秩父古道歩き】 札所めぐり始めました

●1日目 : 和同黒谷駅 ~ 1番 ~ 2番 ~ 3番 ~ 18番 ~ 大野原駅

●今回は、和同黒谷駅から徒歩で1番寺に着くまでの記録です。


こんにちは、みなさま。
私は相変わらず、おかげさまで元気です。
いつもながらの唐突な話題に(^^;)しばし、お付き合いください。


思い立ったのは、多分、新聞の 「秩父札所総開帳」 の記事を見て。


ちょっと昔、実家の父が大病をした前後に、
両親は夫婦で札所巡りをしてた(秩父蕎麦ドライブともいう)時期があり、
へぇ~ 楽しそうだけど30ヶ所以上も巡るのは大変そう・・・という感覚でした。
そのときわ。

でも今回は、スイッチが入ったんです。
白々しく言いますが、なんででしょうね~。

まぁ、とにかく 「自分の時間を好きなように使いたい」 と思ったんですネ(^^;)

で、実行に移す際、
考えたことは、
・行くのは平日のみ。家族を出してから息子が帰宅するまでの時間内での活動。
   ここで↓
・単独ボッチの行程に決定。
   そして↓
・車では帰路で渋滞などのリスクがあるから除外。
   結論は↓
秩父線を使って、駅からひたすら徒歩で巡るスタンプラリーハイキングっぽい札所めぐり。
という大枠が、できあがりました。


どうせ歩くなら古道が(巡礼道)いいんじゃ~ん?と、
ぼんやりとネットの海を漂い、着いたのが
秩父観光なび」
http://navi.city.chichibu.lg.jp/
ここから「ちちぶおもてなしマップ 江戸巡礼古道篇」をpdfでいただきました(^^)
この時点で、
・基本、雨の日は札所巡りには行かない。 も、追加。


そして最大の懸案は、私の膝。
右膝は20年前に靭帯切って4年前に再建オペをし、やっと正座ができるまでになった状態。
左膝は昨年、痛む右膝をかばい段差で転倒。ヒビを(でも骨折と言われた)入れたけど
最近どうにか歩行が2拍子にならずになってきたという・・・

えぇ、実家で「徒歩で札所巡りする」と言ったら即座に
「車(小型車)貸すから徒歩はダメ。絶対。」と言われる始末。ショボン・・・。
いくつになっても子は子ですし、親は心配するんですよね。

さて、徒歩巡礼。>親の望むように子は行動しないという実例
どこから1番札所に入るか。 で、地図上をウロウロ。

最寄駅は秩父線大野原。でも、そこからだと大通りを歩くしかなく、あまりにも味気ない。
でも、寄居方面から釜伏峠を越えて1番札所に向かうという正統派すぎるルートは
しょっぱなの行程としてはレベルが高すぎる。 というか膝的に、無理。

私の足腰に優しいルートは、どこ~?と、
図書館で資料(ガイドブック)を数冊めくったら、
大野原駅から一つ熊谷寄りの和銅黒谷から、
山裾の道を通って1番札所のある栃谷(←地名)に入るルートが書いてあり、これに決定♪


なんだかんだで結局、
私好みのガイドブックは書店では見つからず>大抵 「私好みは市販されてない」 という茨道(TT)
図書館で見つけた資料を見つつ、
サイトから出力した前述の「巡礼古道のマップ」を頼りに、
とりあえず出かけてみることにしました。

かなりイージーな出だしが吉と出るか否かは、これからのお楽しみですね(^^;)


そして5月、秩父行の初日。
8:38和銅黒谷駅↓に到着。熊谷から1時間強かかります。

イメージ 2

趣のある駅舎でショ? 素敵です♪


イメージ 1

くるっと逆を向いて駅舎を背にすると↑正面T字路で通ってるのが国道140号線
天気は薄曇り>ありがたいことです・・・
さて、歩きます。

イメージ 3

140号に出たら、手押し信号をポチっとして、しばし待つ。
黒谷地区は、和同開陳の銅を産出した古くからの歴史をもつ土地で、
信号渡って左手に行くと、聖神社や銅採掘などの遺構に行けます。>いずれ記事にします・・・

今回は右手に曲がり、140号と並行する脇道↑に入っていきます。
乗用車が1台、通れる程度の道を進むんですが、地元の人の生活道路なので基本的に静か(^^)

イメージ 4

そして道の分岐点には標識↑があるので、地図と首っ引きにならずとも1番のお寺に向かえます。
これは 「左 瑞巌寺・札所1番/右 黒谷駅」 と書いてある。

イメージ 5

途中から2車線の広い道路に出て、しばらく行くと左手に瑞巌寺があります。
ツツジ↑で有名らしいですyo >モヤさま風

イメージ 6

車がバンバン通る道を歩くのは、個人的にイヤで
どうにか逃げられないものかと思ってたら↑道しるべに遭遇。
「右8番」と書いてあるけど、1番にも通じてるのを地図上で確認。
でも、右手は今まで来た通行量の多い道・・・。 もう、飽きたデス(TT)
なので消去法で「左1番」の山裾の道を進む。


さて今回、始まってしまった私の個人的な秩父歩き。
一般的には「秩父札所巡り」「秩父巡礼」と表記&表現されますが、
私自身としては「巡礼」という感覚では・・・ないんです(^^;)
巡礼という言葉の中にある信仰心が、決定的に少ないと感じるし、
「札所巡り」の語感も、いまひとつ私の中では、しっくりこない。

夫や私の生家のお墓があるのは真言宗のお寺さんですが、
普段の生活の中で、意識して仏教にそった生活を送ってるわけではありませんし、
わけ隔てなく、宗教の前では敬虔に居るつもりです。
それでも小銭と懐紙、お線香(とマッチ)は、常時携帯。>いろいろあるのよ(^^;)

私はこれから秩父方面で何をするつもりなのかな~と思いを馳せてみると、
対外的には 「札所巡りしてま~す(^^)」 と口にしますが、
私の内面的なノリは 「秩父で観音スタンプラリー挑戦中だぜぃ♪」 という、
不謹慎な形容が丁度いいような感じなんですけどゲフンゲフンッ (以下自粛


・・・ところで、「秩父札所巡り」は「観音巡り」。
観音様を簡単に説明したいと思います。

観音様は、観音菩薩が正式名称で、「菩薩」は如来になるために修行中の仏様のこと。
観音様・文殊様・地蔵様などは、みんな「菩薩」です。
仏様になっても修行しなくてはならないなんてっ!!・・・と思ってしまう私は凡夫♪
以上、
詳細は自力で検索かけてください(^^;)


イメージ 7

駅配布のガイドマップだと45分かかるという、和同黒谷駅からの道を50分かけて到着。
札所1番、四萬部寺(しまぶじ)です。

以下、つづく!(ゴメンなさい。字数オーバーです)


【参考資料】

秩父観光なび」http://navi.city.chichibu.lg.jp/
ちちぶおもてなしマップ 江戸巡礼古道篇」