毎日が夏休み in 熊谷

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5月14日のお稽古(52回目)

こんにちは。みなさま。 
連休が明けました。

3月11日から2ヶ月が経ち、維持していること、進展したこと、変化ナシなこと、
(嬉しくないけど)後退しているコト というか、
やっぱり始めっから悪かったわけですね・・・ と、状況は様々です。


原発事故に関して言えば、
もう随分前から、私の頭の中でリピートされてるアニメのシーンがありまして、
ナウシカ」のクライマックス、怒りに猛ける王蟲(オーム)の集団が大暴走を始めた場面。

遠くまで見渡せる平原の視界いっぱいに広がり、こちらに向かってくる王蟲の群れ。
それを目にしたクシャナ旗下の兵士が恐怖に駆られ、退却を進言するわけですが、
その兵に対して軍参謀のクロトワが言うんです。

「ば~か。逃げるったって、どこに逃げるんだよ。」

場面の前後&クワトロの台詞の↑詳細は記憶が曖昧ですが、
諦めたというよりは彼の達観した口調が、当時まだ、いたいけだった少女(←私じゃ!)ゴコロに
妙に染みいったのであります。

そして今、現実に対し「逃げ場は、ない。」という彼の台詞が、グルグルと回ってるんですね~。
ならば、どんな手だてがあるのか?

一本立ちさせてない子供の保護者として、何をどうすればいいのか?

すでに学校給食の牛乳を(保護者の意向で)飲まない児童が出てきているという話を子供から聞き、
そ う い う 意 味 で 配慮を始めるなら、
基本、全ての食事を保護者の私が管理&手作りすることとし、
給食をカットしてもらい毎日手製の弁当を持参させるところからか?・・・とか、
一度は真剣にシミュレーションしてみましたが、

たとえば、
私の利用している生協さんから全ての食材を調達したとしても、
どこまで様々なリスクを押しとどめることができるのかは、判ったもんじゃない。
つーか、どう考えても今の時点では、100%安心できる保証はどこにもない。
それより、
もう少し意識の高い生協さんに乗り換える方が先かも~>ここらへんで弱気になってきた(^^;)
・・・というところまでは行きつきました。

というわけで、
何も手を打たないのも保護者としてドウヨ!とか思うので>そこかいっ!
とりあえず息子には「庭(菜園)のイチゴとかは洗って食べろ。」と通達しました。

加えて、今年は夏野菜つくるの控えようかと思ってたけど、
家族がフツ~に希望するので、ナス・ミニトマト・ピーマン各色を1苗ずつ植えてみました。
もちろん路地栽培。
せっかくだから今年も大切に育てますが、豊作でも今季は誰にもプレゼントできませんナ~。

フツーに暮らすことが私の人生の最大テーマなのにっ 大・憤・慨っ!


地震については、我が家夫婦の親戚が、
大なり小なり被害&影響を受けながら、今でも福島で生活していることを考えると
息のながい支援というより、付き合いを東日本の一員として続けていこうと心の底から思いますが、

原発事故については、
「私たちは怒って(憤って)るんですよ!」という主張を表立って強くアピールしていかないと
たとえば、政治や経済&企業は動こうとしないものなんだなと、つくづく思っているところです。
いえ、
それは知識として知っていたのですが、ここまで実感したのは初めてのことなわけでして・・・(^^;)

しかし、デモを起こすほどの気概はないので
消費者として「価値を見出したものに対価を払う」を意思表示のアクションとするか~
という選択をしてみた一介の主婦でゴザイマス。

あ~あ(^^;)秩父鉄道のイベントに行った話をしようと思ってたのに、
ゆうべから今朝にかけての今更ながらのニュース展開に引きずられちゃったワ


では、本題の三味線に戻りま~す♪

先日のお稽古のメンバーは2人。
内容は「熊谷おどり」ア~ンド「序の舞」「正札附:しょうふだつき」。

前回それらは噺家さんの出囃子曲だということに触れましたが、
今までに習ってきた
「宮さん宮さん」「金毘羅船々」「お江戸日本橋」「元禄花見踊り」も出囃子で使われているそうで
噺家さんには、それぞれ自分の出囃子曲があるから、
その曲が始まると、お客さんが「序の舞だから次は小さん師匠だ」などと判るとのこと。

と、先生から伺って↑「なるほど~」と思ったわけですよ。
プロレスの入場テーマ曲みたいなものだったんですね♪(^^;)例えがナンですが・・・

今回、新しく習った「序の舞」は芝居囃子で、いわゆる歌舞伎のBGM。
もとが能の序の舞からきているそうで、歌舞伎の時に使われる場面としては、
身分の高い人物(貴族武家)の出入りのときだそうです。

「正札附:しょうふだつき」は長唄で、長唄は元々は歌舞伎の音楽。
なので歌舞伎で「正札附」というと、曽我兄弟の演目のこと。仇討ネタです。
で、
何が「正札」なのかと追いかけてみたら、
初演者が市川団十郎(文化年間)なので、荒事の宗家が演じている「正札」のついた演目
といった意味合いなんだそうで。

両曲とも綺麗なメロディなので弾いてて楽しいのですが、
いかんせん、私ごときが弾いたのでは、どんな噺家さんでも引っこんでしまいそうな出来(^^;)

いや別に、自分が楽しく弾けてれば、それだけで私の中ではOK♪なんですけどね。
ただ、自分で出す音が、つっかえる ・ 飛ぶ ・ 音程ずれる という三重苦だと、
さすがに段々悲しくなってくるのも事実(TT)

ある日、突然、完璧な三味線になってるというミラクルって、起きないもんですかねぇ~
と、
中学生のような夢を真剣に思ってみる不惑

ゴメン。今どきの中学生。
でも、大昔のワシは、そんなミラクルを真剣に念じていた時期が確かにあったんじゃよ・・・。

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「熊谷小唄」についてはこちら↓をご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/sakurasou14/55013147.html


「熊谷小唄保存伝承者育成会」は、
毎月第2・4土曜日、中央公民館(八木橋百貨店北側)2階の和室にて、
13:00~16:00の間、練習(お稽古)を行っています。

具体的には 「三味線を弾きながら、唄う」 のが、お稽古内容となっていて、

初心者は、13:00~14:00
基礎的な練習曲 と「熊谷小唄」2曲

上級者は、14:00~16:00
「熊谷小唄」2曲 の他に 民謡などの楽曲

というタイムテーブル&内容です。


・月に2回の活動ですが「都合のつく限りの日程&時間」の参加で大丈夫です。強制ではありません。
・お稽古代(月謝料)は、一切、いりません。
・三味線も一式、会の方から無料で貸してもらえます。
・勿論、家にその三味線を持ち帰って、練習することが可能です。


私も「まったくのシロウト」として2008年7月より参加し2年が過ぎました。
現在も13:00~の初心者クラスで、指導を仰いでいます(^^)

熊谷の芸者さん達が、かつてお座敷で披露していた「熊谷小唄」。
興味のある方は是非、見学だけでもいかがですか?(^^)
もれなく(?)私の必死な練習風景が見られます(TT)

私の方に連絡をいただければ、代表の方の連絡先をお伝えできますし、
私の知る限りですが、会の様子のお話などは、することができます。


連絡先は、ブログのトップページ にあります。

お気軽に、お問い合わせ下さい(^^)

もちろん、
特に私を経由しなくとも、お稽古日にノーアポ(飛び込み)で見学にいらして大丈夫ですよ~!

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http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php