江南にある「ポンポン山」♪
みなさんは「ポンポン山」って、聞いたことありますか?
これは、山頂付近で足踏みするとポンポンと音がするから「ポンポン山」なのだそうで、
まだ私は実際に行ったことがないので↑未確認ですが、
私の父(御正村:江南出身)に言わせると、
「ポンポンというよりは、ボヨンボヨンって感じの籠もった音がする」のだそうです。
まだ私は実際に行ったことがないので↑未確認ですが、
私の父(御正村:江南出身)に言わせると、
「ポンポンというよりは、ボヨンボヨンって感じの籠もった音がする」のだそうです。
しか~し、私は、
その吉見の山の存在については、全く知らず「名前の由来は不明だけど、ポンポン山は江南にある。」
と、ずっと認識してきました。
だって、
私が持ってる昔の地図には載ってるし>地図画像(写真)はUPしませ~ん(^^;)
ちゃんと地元の江南地区に、道標だって↓あるんですもの♪
その吉見の山の存在については、全く知らず「名前の由来は不明だけど、ポンポン山は江南にある。」
と、ずっと認識してきました。
だって、
私が持ってる昔の地図には載ってるし>地図画像(写真)はUPしませ~ん(^^;)
ちゃんと地元の江南地区に、道標だって↓あるんですもの♪
なので、
メジャーな吉見のポンポン山の存在を知ったのは、つい最近。>己の人生の長さからみれば「最近」
素朴な疑問として、私は父に尋ねました。
「吉見が足踏みでポンポンなら、江南の山はどうしてポンポンなの?」>へんな日本語・・・(^^;)
「それは、山の斜面に洞穴があるんだけど、その中に入って尻を叩くとポンポン鳴るからだよ。」
「それは、山の斜面に洞穴があるんだけど、その中に入って尻を叩くとポンポン鳴るからだよ。」
驚愕っ!!
「・・・なんですって? 洞穴?尻を叩く? どういうことっ!?」>洞窟フェチ(←私)の心の叫び!
「・・・なんですって? 洞穴?尻を叩く? どういうことっ!?」>洞窟フェチ(←私)の心の叫び!
私が、
こんな魅力的な<誘い>に、墜ちないわけないでショウ?(^^;)
こんな魅力的な<誘い>に、墜ちないわけないでショウ?(^^;)
情報をかき集め、事前準備をし、待機すること約1年。>冬枯れの時期を待ったのです。
ブログ取材の時は、大抵一人で行動する私ですが、
今回は、同じ地元ブロガーの↓yoshiさん と一緒に「探険♪」と称して
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi0728nao
先日、憧れの(?)ポンポン山へ、ついに!行ってきました(^^)
ブログ取材の時は、大抵一人で行動する私ですが、
今回は、同じ地元ブロガーの↓yoshiさん と一緒に「探険♪」と称して
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi0728nao
先日、憧れの(?)ポンポン山へ、ついに!行ってきました(^^)
父の言っていた「洞穴」とは、ポンポン山の凝灰岩層を穿って造られた横穴墓のことで、
現在は、熊谷市の史蹟となっていますが、
元々は平成9年(1997)江南町の時代に史蹟指定された「高根横穴墓たかねおうけつぼ」を指します。
「たかねよこあなぼ」という資料もありました。
現在は、熊谷市の史蹟となっていますが、
元々は平成9年(1997)江南町の時代に史蹟指定された「高根横穴墓たかねおうけつぼ」を指します。
「たかねよこあなぼ」という資料もありました。
というわけで、その探険日当日、
江南の図書館で部分コピーしたポンポン山の現場地図(ゼンリン)を片手に、
yoshiさんと私は、お散歩気分で丘陵地帯を歩くこと暫く、
「多分、ここらへんのはず!」という地点で、ウロウロとそれらしき穴を探し始めると・・・
「もしかして、これ?」と、yoshiさんの嬉しそうな声が♪
急行してみると、足下の崖のような場所に玄室の開口部分がチラ見えしてました♪
江南の図書館で部分コピーしたポンポン山の現場地図(ゼンリン)を片手に、
yoshiさんと私は、お散歩気分で丘陵地帯を歩くこと暫く、
「多分、ここらへんのはず!」という地点で、ウロウロとそれらしき穴を探し始めると・・・
「もしかして、これ?」と、yoshiさんの嬉しそうな声が♪
急行してみると、足下の崖のような場所に玄室の開口部分がチラ見えしてました♪
そうです。今回のポンポン山探検隊・玄室発見者はyoshiさんでした~(^^)いい勘してます!すごいっ♪
これが、その現場写真♪
現在、玄室部分が開口している状態で
「入口部分の幅は2.5m、高さ1.5m、奥行は4m、形態はカマボコ形」と資料にはあり、
まさにその通りですが、入ってみると天井は奥に向かってやや高め(広め?)になってる印象を受けました。
チラ見えした場所から、この玄室正面↑に辿り着くまでには、
冬枯れの季節といっても、立木や草やぷで覆われている道のない急斜面地を慎重に歩かなければならず、
私なぞは「ゆけ!ゆけ!川口浩」を、あ・カルく口ずさんでみましたが>若者には何のコトだか不明ですね(^^;)
正直、危険な場所にありますし、岩場なので雨天の時などは 絶対に 行かない方が無難です。
冬枯れの季節といっても、立木や草やぷで覆われている道のない急斜面地を慎重に歩かなければならず、
私なぞは「ゆけ!ゆけ!川口浩」を、あ・カルく口ずさんでみましたが>若者には何のコトだか不明ですね(^^;)
正直、危険な場所にありますし、岩場なので雨天の時などは 絶対に 行かない方が無難です。
あけすけに言えば、
史蹟指定を受けてはいますが、見学者に対する案内板・足場などは 全く 整えられてない状態で、
市の資料には「注意事項」として、
「見学可能・山林・禁煙・立入は充分注意して下さい」
という主旨の文言が添えてあるという、なかなかワイルドな古墳なのです。>私は、こういうのが大好きです♪
史蹟指定を受けてはいますが、見学者に対する案内板・足場などは 全く 整えられてない状態で、
市の資料には「注意事項」として、
「見学可能・山林・禁煙・立入は充分注意して下さい」
という主旨の文言が添えてあるという、なかなかワイルドな古墳なのです。>私は、こういうのが大好きです♪
現在、確認されている横穴墓はこの1基だけですが、
高根山の東には、天神山横穴墓(滑川町)があるので、
この周辺には、横穴墓がまだ数基埋没している可能性があるとのこと。
また、
ここの横穴を形成している凝灰岩は、比較的柔らかくて軽い石材のため、
横穴式石室の資材として多量に切り出され、周辺の古墳に使用されていたそうです。
高根山の東には、天神山横穴墓(滑川町)があるので、
この周辺には、横穴墓がまだ数基埋没している可能性があるとのこと。
また、
ここの横穴を形成している凝灰岩は、比較的柔らかくて軽い石材のため、
横穴式石室の資材として多量に切り出され、周辺の古墳に使用されていたそうです。
以上、
高根横穴墓についての説明は、このぐらいで・・・
高根横穴墓についての説明は、このぐらいで・・・
ここまで読んで、お気付きの方も多いと思いますが、
今回の記事は「横穴墓のある具体的な地名&現地までのルート」については、一切触れないで書いてます。
今回の記事は「横穴墓のある具体的な地名&現地までのルート」については、一切触れないで書いてます。
私なりの理由は、これ↓
やめようよ~ こういうの(TT)
そういう理由から、詳しい情報を(私が)ネット上で公開する必要性はないと判断し、このような内容としました。
興味のある方は、下記【参考資料】を活用すれば、確実に現場にたどり着くことはできますから、
それらの情報をすりあわせ、御自身の力で行ってみてください。
興味のある方は、下記【参考資料】を活用すれば、確実に現場にたどり着くことはできますから、
それらの情報をすりあわせ、御自身の力で行ってみてください。
よって、
こちらのコメント欄に、横穴墓の位置関係について質問をされても、応対はいたしませんし、
内容によっては、私の判断で削除する可能性があることをご承知おきください。
こちらのコメント欄に、横穴墓の位置関係について質問をされても、応対はいたしませんし、
内容によっては、私の判断で削除する可能性があることをご承知おきください。
ここからは、おまけっぽい話♪
後日、父にきいた「こどもの頃」は、
ここポンポン山は、学校遠足のコースだったとのこと。>あとは大沼公園や三ヶ尻観音山
また、
この洞穴の正面奥の壁面には、燭台っぽく削られた小さな窪みがあるのですが、
そこには「お地蔵様(もしかしたら観音様)の像が祀られてた」そうで、
かつては、素朴な信仰の場所だったみたいです。
ここポンポン山は、学校遠足のコースだったとのこと。>あとは大沼公園や三ヶ尻観音山
また、
この洞穴の正面奥の壁面には、燭台っぽく削られた小さな窪みがあるのですが、
そこには「お地蔵様(もしかしたら観音様)の像が祀られてた」そうで、
かつては、素朴な信仰の場所だったみたいです。
史蹟となった現在では、壁の窪みにそのような像はなく、何の痕跡も残っていませんが、
そんな時代があったのか~と思うと同時に、
その民間信仰的な像は、今はどこにあるんだろう・・・?
と、ちょっとだけ、別の興味が湧きました。>どなたかご存知ではありませんか?
そんな時代があったのか~と思うと同時に、
その民間信仰的な像は、今はどこにあるんだろう・・・?
と、ちょっとだけ、別の興味が湧きました。>どなたかご存知ではありませんか?
というわけで、
そろそろ最初の「そもそもの話」に戻りましょう。
今回、
私の熱烈なモチベーションとなった情報、
「穴の中で尻を叩くとポンポン鳴る」の検証結果を御披露いたします♪(^^)
そろそろ最初の「そもそもの話」に戻りましょう。
今回、
私の熱烈なモチベーションとなった情報、
「穴の中で尻を叩くとポンポン鳴る」の検証結果を御披露いたします♪(^^)
数発パシッとやってみましたら「洞穴&岩盤の質」の影響でしょうか?
「ポンポン」というよりは、なんというか、
発音記号的に【bwom bwom】と耳に響いたような気が~(^^;) 嗚呼、日本語オノマトペの妙なるかな!
「ポンポン」というよりは、なんというか、
発音記号的に【bwom bwom】と耳に響いたような気が~(^^;) 嗚呼、日本語オノマトペの妙なるかな!
それにしても、
あの穴の中で最初に尻を叩いたのは、どんなひと?
多分、
こどもが遊んでいる中で偶然、音が共鳴するのに気づいたんでしょうけど・・・
あの穴の中で最初に尻を叩いたのは、どんなひと?
多分、
こどもが遊んでいる中で偶然、音が共鳴するのに気づいたんでしょうけど・・・
とにかく、
すごいぞ江南! ポンポン山っ!!(^^)
すごいぞ江南! ポンポン山っ!!(^^)
最後に
私の尻叩きにまでつきあってくださった(^^;)
女神のような yoshiさんにも御礼を♪
私の尻叩きにまでつきあってくださった(^^;)
女神のような yoshiさんにも御礼を♪
どうもありがとうございました。
すでに企んでる次回の企画にも、また是非おつきあいください(^^)
すでに企んでる次回の企画にも、また是非おつきあいください(^^)
【参考資料】
『江南町史 資料編1考古』(1995)江南町/発行
『江南町史 資料編5民俗』(1996)江南町/発行
『江南町の文化財』(2003) 江南町教育委員会/発行
『くまがやの古墳』(2008) 熊谷市立江南文化財センター/発行
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
『江南町史 資料編5民俗』(1996)江南町/発行
『江南町の文化財』(2003) 江南町教育委員会/発行
『くまがやの古墳』(2008) 熊谷市立江南文化財センター/発行
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php