毎日が夏休み in 熊谷

Yahoo!ブログより移転しました

熊谷小唄

いつも私の話題は、唐突なのですが・・・(^^;)今回も、唐突です



みなさんは「熊谷小唄」ってご存知でしょうか?

正式には「熊谷囃子」と「熊谷おどり」の2曲を総称して「熊谷小唄」と呼ばれ、
昭和8年(1933)熊谷が町から市へとなったのを記念して作られたものなのですが、
作詞が西条八十、作曲が中山晋平、という御大・・・!(@。@)フゥ

市立熊谷図書館の2階の開架書棚をウロウロしていて、そんな『熊谷小唄』の本を見つけてしまったのが、
今年の5月の末のこと。

西条八十中山晋平!? すごいっ!」と思いつつも、「小唄」自体、聴いたことありませんし、
第一、そんなお座敷唄に触れる機会なんて、こんな私にあるわけない!

・・・でも、できれば聞いてみたい。音源はどこにあるんだろう?と、ぼんやり思っていたところ、
願っていれば、ご縁はあるものです(^^)

先日、記事のネタを追いかけて、某所をウロウロしていたときに、
この「熊谷小唄」についての保存伝承の活動をなさっている方と、お話をする機会をいただきました。

いえ、偶然、その方が玄関先においでになっていたところを、
私が 「熊谷小唄とは全く関係ない情報」 を得たいがために、不躾にも声をかけてしまい、
話が広がって「熊谷小唄」にたどり着いた。というのが、正確ですが・・・


「今度の土曜日に中央公民館で練習があるから」と、主催の方(人生の大先輩です)から、お誘いを受け、
先日、見学という形で、お邪魔させていただきました。>その節は、ありがとうございました。


その時に、主催の方から、
「お稽古代は、一切、いりません。」
「三味線も一式、私の方で用意して、お貸しします。」
「勿論、家にその三味線を持ち帰って、練習してくださって結構です。」
「もしも興味がおありでしたら、一緒にいかがですか?」
と、やんわり&力強いプッシュを受けまして・・・

そもそも、私は
音楽とは、殆ど縁のない人生を歩んできたんです。
片手だったら、五線譜見ながら鍵盤楽器がどうにかできるというレベル(^^;)

そんな私が、突然、和楽器
ギターコードも知らないのに、三味線!?
でも弦が3本(ギターより少ないぞ)なのは、私向きか?
などと、いろいろ葛藤してみましたが、



待ちかまえてみても、やってくるのは大抵、ツルッパゲの女神さまで>号泣(TT)
そして彼女は、隣を全速力で駆け抜けて行っちゃうケースが、私の人生・・・(^^;)

これは滅多にない「ご縁」かな?と思い、一念発起、ご指導を仰ぐことにしました。
夫も「やってみたら?」と言ってくれましたし♪>ありがとう!


熊谷の芸者さんたちが、かつてお座敷で披露していた「熊谷小唄」。
石碑や文献は、処分しない限りそこに残るけど、
音楽は誰かが伝承していかないと、散じてしまうものです。

私がブログを細々ながらも続けてなければ、こんなご縁はなかったでしょうし、
あまり知られていない昔の熊谷を、私なりのやり方で、少しでも形として残していこう
という気持ちも起きなかったでしょう。

使命感や責任感という言葉は、私のやってることには釣り合わないのですが、
何かをやれば、何かが残る。
という、肩肘張らない私なりのスタンスで、続けていければいいかなと思っています。


人生、何がどうなるか、ホント、わかりませんね(^^;)

来年の今頃、私はどうなっているのでショウ?


さて、7月になりました。
お稽古に行ったら、報告を兼ねて、ブログ記事にしますね♪

興味のある方、ご一緒にどうですか?
もう、こうなったら、広報に力を入れるわよ!



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「熊谷小唄保存伝承者育成会」は、
毎月第2・4土曜日、中央公民館(八木橋百貨店北側)2階の和室にて、
13:00より大体2時間、練習(お稽古)を行っています。

具体的には 「三味線を弾きながら、謡う」 練習です。
よって、練習曲は「熊谷小唄」に限ったものではありません。

・月に2回の活動ですが、都合のつく限りの参加で大丈夫です。強制ではありません。
・お稽古代(月謝料)は、一切、いりません。
・三味線も一式、会の方から無料で貸してもらえます。
・勿論、家にその三味線を持ち帰って、練習することが可能です。


私も「まったくのシロウト」として7月より参加し、指導を仰ぐことにしました。

熊谷の芸者さん達が、かつてお座敷で披露していた「熊谷小唄」。
興味のある方は是非、見学だけでもいかがですか?(^^)
もれなく(?)私の必死な練習風景が見られます(TT)

私の方に連絡をいただければ、代表の方の連絡先をお伝えできますし、
私の知る限りですが、会の様子のお話などは、することができます。


連絡先は、ブログのトップページ にあります。

お気軽に、お問い合わせ下さい(^^)

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【参考資料】
『熊谷小唄』  (1950)熊谷新報社/編
『おどりと音頭』(1978)熊谷市経済部商工課/編
熊谷市史 後編』(1962)熊谷市編集委員会/編
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php