毎日が夏休み in 熊谷

Yahoo!ブログより移転しました

古書の愉しみ

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毎年、うちわ祭りのある週に、八木橋で開催される「古書市」。

地元の資料を探しに、私は必ず、行ってます(^^;)


今年の掘り出し物は、写真の「熊谷人物事典」!ババーン!

一人で勝手に盛り上がってますが、
初日の正午頃に会場に行ったとき、2冊しかなかったこの本を
私ともう一人、人生の大先輩!っていう感じのおじさまが、
2冊をそれぞれに手にし、ペラペラとめくった後、私に言ってくれたのです。

「以前は(この本は)3000円ぐらいだったのに、随分値上がりしちゃったよ。
たしかに見かけなくなっちゃったからねぇ・・・今では貴重だよ。」

そしておじさまは、その分厚い本を手にレジの方に向かわれてしまいました。


悩んでた時にそんなこと言われたら、買うしかなくなっちゃうでショウ!


ハハハ・・・4200円でした。>でも、化粧箱にある定価は8500円!こっちの方がオドロキでした。

他にも古い資料を買ったので、合計額はもっといきましたが・・・(^^;)

買い物は心意気♪
満足できれば、あとは、よし!



さて、この人物事典の扱う時代は、中近世~現代。
明治、大正、昭和初期を中心に活躍した人物を相当数網羅しています。
そして発行は昭和57年なので、当然ですが江南妻沼大里は含まれておりません。

でも、大里の根岸家の人たちや妻沼の荻野吟子、深谷の渋沢家の人(栄一ではないけど)などは
当然のように掲載されています。
あたりまえだけど、当時から近い地域だったということですね。


私が、個人的興味をもち、購入の主要因となったのは、
「あのお店の創業の人」や「あの医院・病院の先代、先々代の人」が載ってたりすること。

その繋がりを追いかけていくと、
商都熊谷の旦那衆」が文化人として、文芸、写真、美術などの
芸術をリードしていたのが読めてきます。

・・・今の熊谷は、そういう意味では、見る影もないですな。トホホ(^^;)



あと、「知らなかった!」と思ったのが、
パイ○ット万年筆の創業者さんが熊谷出身の人だったということ。

まだまだ読んでる途中なので、もっと興味深い情報が出てくるのかもしれませんが、

「今は、こんな近況です」を兼ねて、記事にしてみました♪



お祭りですね♪

どうにか、お天気がもちますように!

今年はTV熊谷でライブでも見ようかしら・・・?