毎日が夏休み in 熊谷

Yahoo!ブログより移転しました

ハトのいる屋根 ~ 企画の始めによせて

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秩父線上熊谷駅近くの商店街に、二軒長屋の町屋があります。

それだけでも風情はあるのですが、
屋根瓦の上には、二羽のハトの意匠が。>写真↑

私のカメラでは、これが限界のズームなのが悔しいですが、
ハトが向かい合っているのは、わかりますでしょ?

勿論、生きてません(^^;)作り物のハトです!


因みに手前の、屋上に手すりが見えるお家は五家宝屋さんで
風間堂の流れをくんでいらっしゃるそうです。
熊谷の五家宝にも流派があるんですね~。



話をもどして、
上の写真のお家をロングで見ると、こんな感じ。>サムネイル②
屋根に丸みがあるようなので、京風の町屋ですね。
1階には、2軒の衣料品店が店を開けていたのですが、
もう、随分昔に店じまいをなされて、寂しい限り。

そして大通りから裏に回ると、やはりハトがいるんです♪>サムネイル③


でも、何で「ハト」?
地元の有名人(武将)、熊谷氏の家紋が「対い鳩」なんですけど、
それと関係あるのかしら・・・?

参考までに、熊谷寺の門の上です。>サムネイル①




熊谷にはこんな建物がまだ残っていて、それを見つけるのが、結構楽しいです。

一昨年(多分)まで、八木橋の西側にも京風の屋根を持つ町屋があったのですが、
今は取り壊されて、例にもれず駐車場に・・・。



熊谷の市街地は、
大正末期の大火事と終戦前夜の空襲の2度、街の大半を焼失した過去があります。

その後の時代から残ってきた建築物も
さすがに「世代交代と維持管理」という現実の中で消えつつあります。

「時間との戦い」をひしひしと感じつつ、記録を取っていきたいと思っています。



きまぐれ企画がまた増えました(^^;)

あちこち手を広げすぎた挙げ句打ち切りっ!・・・に、ならないよう気をつけます~>脱兎